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1年総探講演会「北上市に大学は必要か~他の設置事例から考える~」

 黒沢尻北高校の地元である北上市で今話題に上っているのが「北上市立大学」です。
 本校の1年生の総合的な探究の時間では、現在「北上市立大学の設置の是非」をテーマにディベートに取り組み、多面的・多角的に考察する力や、根拠をもとに思考し、議論する力を育成しています。
 本日は、国内の四年制大学約800校全てを訪問し、高校・大学教育について研究している山内太地さんから「北上市に大学は必要か ~他の設置事例から考える~」と題した講演をいただきました。

Youtubeでも活躍している山内さんのテンポのよい講演
熱心に聞き入ります

 設置には賛成・反対両方の意見があることを前提に、他の自治体の例などを挙げながら、生徒が自分たちの考えを深める内容のお話でした。
 生徒は、大学設置について、様々な面から考察することを進めていて、今回はディベートのチームごとに山内さんへの質問を行うワークショップも行いました。

ディベートのチームごとに山内さんへの質問を考えます

 「公立大学と地元企業が連携している面白い例は?」「大学のPRで参考となる例は?」など、さまざまな質問に対し、数多くの大学を研究している山内さんからズバッと回答をいただきました。

チームで考えた質問を山内さんに問いかけます

 「学生が集まり、卒業後も人が残るのは大学の魅力だけでなく、地域の魅力も大切」。市立大学のことを考えることは、魅力ある街、地域作りにつながることを学びました。

 今回の講演会を実施した探究・ STEAM 教育推進事業は、岩手県企業局電気事業の収益の一部が活用されています。