「きたかみ世界塾」2学年・課題研究中間発表会を実施しました
7月24日(水)6~7校時に、2学年の生徒による課題研究中間発表会が行われました。「きたかみ世界塾(総合的な探究の時間)」の一環として1年次の11月から課題研究に取り組んできた生徒達は、1年次2月のテーマ検討会で大学の先生方からテーマ設定についてのアドバイスを頂き、これまで仮説の設定や検証を進めてきました。
中間発表会当日は以下の11名の大学の先生方を講師にお招きし、「化学」「法律・社会学」「医療・看護」「物理」「情報・数学」「教育」「生物」「心理」「歴史・国際」「医療・薬学」「経済」の各カテゴリーに分かれてこれまでの調査・研究の内容を発表しました。
①「化学」・・・弘前大学教育学部 谷本憂太郎 先生
②「法律・社会学」・・・盛岡大学文学部 清水晋作 先生
③「医療・看護」・・・岩手県立大学看護学部 三浦奈都子 先生
④「物理」・・・岩手大学理工学部 高木浩一 先生
⑤「情報・数学」・・・岩手大学理工学部 山中克久 先生
⑥「教育」・・・岩手大学教育学部 田代高章 先生
⑦「生物」・・・岩手大学教育学部 安川洋生 先生
⑧「心理」・・・岩手大学教育学部 青山慶 先生
⑨「歴史・国際」・・・岩手大学人文社会科学部 中村安宏 先生
⑩「医療・薬学」・・・岩手医科大学薬学部 那谷耕司 先生
⑪「経済」・・・富士大学経済学部 鈴木智香 先生
ここまでの調査・研究の内容について、講師の先生方から各分野の専門的見地に基づいた貴重なアドバイスを頂くことができ、2月の最終発表に向けて大きなヒントを得ることができました。
中間発表会の後には、生徒の取組みの様子について講師の先生方からざっくばらんにアドバイスをいただく意見交換会を行いました。「1年次2月のテーマと比較すると、かなり焦点化して調査ができていた」「仮説を立ててその検証をするというプロセスがどのグループでも意識されていた」といった生徒の取組みの成長についてのご意見や、「データの収集をきちんとした上で、その分析・考察をする点にもっと力を入れられるとよい」「小中学校の探究に比べ、高校ではその内容や方法論のレベルが上がっていることを示すことができるとよい」といったように、今後の取組みに向けても大変貴重なご意見をいただきました。
ご多忙の中助言を下さりました11名の講師の先生方に改めて心から感謝申し上げます。生徒達は頂いたアドバイスをもとに、今後さらなる研究を進めて参ります。