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黒陵生、松尾鉱山と中和処理施設を学ぶ

 7月26日(水)に今年度の第1回KLA(黒陵教養講座)に向けた事前研修会を行いました。

 第1回KLAは、松尾鉱山の歴史や中和処理の意義、地熱エネルギー利用の在り方について多面的・多角的に理解を深めることを目的とし、参加を希望する生徒が八幡平市の松尾鉱山資料館や中和処理施設、松川地熱発電所を訪問します。

 第1回KLAに向けて、参加生徒を対象に本校OBの高橋匡之先生をお招きし、事前研修会を開催しました。
 高橋匡之先生からは、松尾鉱山があった場所、当時の生活の様子、閉山の理由など歴史的な面、中和処理に関する化学的な面など幅広い内容について、クイズを交えながら、とてもわかりやすく説明していただきました。

理科だけでなく、地理歴史など多方面からの説明をいただきます
興味深い講義に引き込まれます

 講義の合間には、中和処理施設で行っている化学処理について実験を通して確認しました。

沈殿を観察します
反応を観察します
実験から新たな疑問が生じます

 8月2日(水)に、実際に松尾鉱山中和処理施設や資料館、松川地熱発電所などを見学します。
 訪問前に事前学習を行ったことで、見学する際の理解が深まることと思います。

 今回の研修会を実施した探究・ STEAM 教育推進事業は、岩手県企業局電気事業の収益の一部が活用されています。