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1学年総探ガイダンスを行いました!

 4月17日(水)に1学年の総探ガイダンスを実施しました。
 黒陵3年間の「総合的な探究の時間」の流れや、1年次で主に取り組むディベートのねらいについて担当からの説明を聞き、理解を深めました。

ディベートのねらい

 ガイダンス後半では、昨年度ディベートに取り組んだ2年生の代表生徒による模擬ディベートを参観しました。模擬とはいえ、実際のジャッジもその場で行う真剣勝負。代表生徒たちは春休みから準備を進めてきました。
 模擬ディベートの論題は、「日本は一定年齢に達した国民に対し、運転免許の返納を義務付けるべきである。是か非か」。岩手県内で高齢者の運転免許返納がなかなか進んでいないこと、高齢ドライバーによる事故が全国的に問題になっていること等から、例えば75歳、80歳といった一定の年齢に達した時点で、運転免許の返納を義務化することが議論されていることを背景に、今回取り上げました。

【肯定側立論】高齢者による重大事故の防止を軸に主張を展開
【否定側】準備時間で相手に質問するべき内容を確認しています
【肯定側】準備時間で根拠の確認をしています
【肯定側質疑に対する否定側応答】肯定側からの質問に的確に返答します
1年生も初めてながら真剣にメモをとります
論理的か、根拠は適切か。ジャッジも真剣です。
代表生徒によるジャッジ発表の瞬間!

 2学年代表ジャッジによる判定は「4対3」と1票差で否定側勝利となりました。
 先輩による緊迫した試合に、1学年の生徒はこれからの取組みが楽しみになったようです。ディベートは試合はもちろんですが、試合に至るまでの調査や立論作成の過程でこそ、論理的に考える力が鍛えられます。次回からは1学年は早速クラス内でチームを作り、ディベートの論題についての調査を開始します。昨年度を超える深い議論が生まれること、今からとても楽しみです。