2学年「きたかみ世界塾」課題研究最終発表会

 2月21日(火)5〜6校時に、本校の「総合的な探究の時間」である「きたかみ世界塾」の総まとめとして、2学年による課題研究の最終発表会を実施しました。

 10月の中間発表会と同様に、当日は10名の外部講師の先生方をお招きし、生徒たちはカテゴリー毎に全10会場に分かれ、スライド資料による発表を行いました。この最終発表会では、来年度課題研究に取り組む1年生も希望するカテゴリーに分かれて2年生の発表を見学し、質疑応答にも加わりました。
 各会場では、10月の中間発表会で講師の先生方や他の生徒から受けた指摘を踏まえ、これまでの取り組みの成果を自信を持って発表する2年生の姿が見られました。発表に対し、各会場では聞き手の生徒たちから「実験の結果がそのようになった要因として、他に考えられることはないのか【物理カテゴリー】」「読解力低下を防ぐ読書経験というのは、具体的にはどのような種類の本を指すのか【教育カテゴリー】」といったような様々な質問が出され、活発な質疑応答が行われました。また、「その研究テーマに取り組む社会的意義は何だと考えているか」「アンケートの対象とした母集団の特性は何だと考えるか」といったように、講師の先生方から鋭いご指摘を多くいただきました。

【歴史・国際カテゴリー】原稿に頼らず、自分の言葉で聞き手に伝えようとする姿も
【芸術カテゴリー】息の合ったジャスチャー等、発表の工夫も中間発表よりレベルアップ!
【数学・情報カテゴリー】文字のみではなく図を用いた見やすいスライド
【教育カテゴリー】各会場では鋭い質問が多く出されていました
【薬学・栄養カテゴリー】各会場では講師の先生方から貴重なアドバイスを頂くことができました

 最終発表会の後には、本校の「総合的な探究の時間」の取り組みについて講師の先生方からアドバイスをいただく意見交換会を行いました。「研究テーマを焦点化し、どう研究の精度を上げていくか」「総探の活動と各教科の学びが連動し、相互作用が生まれるとよい」といった内容をはじめ、大変貴重なご意見をいただきました。

 年度末のご多忙の中本校に足をお運びいただきました10名の講師の先生方に改めて心から感謝申し上げます。生徒たちは、講師の先生方からいただいたアドバイスを今後3年次での課題研究のまとめや進路実現につなげて参ります。

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